オーストラリア・ロイヤルメルボルン工科大学との協働に関する覚書を締結
2023年11月
一般社団法人スマートシティ・インスティテュート(SCI-Japan)は、オーストラリアの総合大学「Royal Melbourne Institute of Technology(以下、RMIT)」との間で協働についての覚書を締結し、スペインのバルセロナで開催された「Smart City Expo World Congress 2023」において2023年11月9日に調印式を行いましたので、お知らせいたします。
契約締結の狙い
RMITは、南半球最大の都市研究ハブであるCentre for Urban Researchを擁し、都市の持続可能性に関する研究を推進しています。RMITの開発した「Liveability Indicator」は、メルボルンをはじめとするオーストラリアの主要都市において都市設計・運営の政策手法として採用されています。SCI-Japanは、RMITの協力を得て日本向けに「Liveable Well-Being City指標」を開発するなど、様々な形で連携を進めています。
都市研究を牽引するRMITとは、今後、スマートシティに関する共同研究、情報発信、人材育成などの分野で協力してまいります。
左:専務理事南雲岳彦
右:RMIT EuropeのExecutive Director、Marta Fernandez氏
Royal Melbourne Institute of Technologyの概要
1887年に創立されたオーストラリア・メルボルンに本拠を置く総合大学。学内のCentre for Urban Researchでは、持続可能な都市や地域の形成に関する研究を推進している。バルセロナに欧州拠点RMIT Europeを置く。
Smart City Expo World Congressの概要
2011年から年に一度スペイン・バルセロナで開催されている世界最大級のスマートシティのイベント。世界中から政府関係者、企業、専門家が集まり、情報交換等を行う場となっており、2023年度は140か国を超える国々から25,300人が来場した。SCI-Japanは2022年度よりジャパン・パビリオンの出展を主催している。
<本件に関するお問合せ先>
一般社団法人スマートシティ・インスティテュート 事務局 平山、池迫
メール:digital-society@murc.jp