Liveable Well-Being City 指標®とは

一般社団法人スマートシティ・インスティテュート(SCI-Japan)では、2019年の設立当初より人間中心のスマートシティ・まちづくりの重要性を提唱し、市民の幸福感を高めるまちづくりの指標として、わが国独自のLiveable Well-Being City指標(LWC指標)の開発・普及に取り組んできました。
このLWC指標は、政府が推進する「デジタル田園都市国家構想」において、地域におけるWell-Beingを計測する指標として活用されることとなっております。

なお、本指標は、デジタル田園都市国家構想の実現に向け、活用することを目的としています。自治体間の優劣の比較やランキング付けなど、目的外の利用は厳に慎んで下さい。

LWC指標の開発・導入目的

LWC指標は、以下を目的として開発・導入したものです。

• スマートシティ・まちづくりにおける「人間中心主義」を明確化
• 市民の視点から「暮らしやすさ」と「幸福感(Well-being)」を数値化・可視化
• ランキングではなく、自治体が「個性を磨く」機会を創出
• WHO等の国際的な枠組みを導入
• 客観主観データの両方を活用。無料でオープン化
• まちづくりのEBPM・ワイズスペンディングに役立てる

LWC指標の体系

LWC指標は、
1)主観的幸福感指標(心の因子)、
2)活動実績指標(行動の因子)、
3)生活環境指標(環境の因子)の3つの領域に分類され、全体として5つの指標から構成されています。

本サイトでは、Well-Beingに関する主観データ( 1)2))についての全国34千人を対象とした先行調査)、並びに3)生活環境(暮らしやすさ)に関する客観・主観データを公開しております。

Well-Being公開データ

暮らしやすさの客観・主観データ

暮らしやすさ(Liveability)の客観・主観データは、「身体的健康」、「社会的健康」、「精神的健康」のつの分野・22のカテゴリー(環境因子)における約140(客観約100、主観約40)の指数で構成されています。

客観データは、公表されている各種オープンデータ等をもとにSCI-Japanが独自に集計・加工したデータとなっております。

主観データにつきましては、日経BP総合研究所 「シティブランド・ランキング ―住みよい街2021―」のアンケート調査結果をLWC指標の因子と対応付けて算出しており、主要30都市のデータを公開しております。

主観データ

客観データ

Liveabilityデータ一覧(客観)

主観データ

Liveabilityデータ一覧(主観)

客観データ

データダウンロードと活用方法

下記ボタンをクリックすると、暮らしやすさ(Liveability)の客観・主観データのデータファイル(エクセルファイル)をダウンロードすることができます。
ダウンロードしたエクセルファイルを開いたうえで、操作マニュアルに従い、自治体単位のデータ一式と分析用のグラフ(レーダーチャート、ラインチャート)を取得することができます。

なお、本ファイルにはVBAが組み込まれているため、自治体によっては、ファイルをうまくダウンロードできない場合があります。
その場合は、まずはご所属の自治体のシステム管理者にご相談ください。

LWC指標®利活用ガイドブック

各地域のスマートシティ・まちづくりの取り組みにおいて、LWC指標をどのように活用すればよいのでしょうか。
LWC指標利活用ガイドブックでは、LWC指標を活用しながら、まち全体のWell-beingを高めていくプロセスについて、具体的な活用事例も交えながら、解説しております。
Q&Aとあわせてご活用ください。

また、LWC利活用の解説動画につきましても、順次、ご提供する予定です。

循環図循環図

ー関連動画ー

2022715日 デジタル田園都市国家構想におけるWell-Being指標活用に係るオンライン説明会
前編 デジタル田園都市におけるWell-Being指標の活用について
(デジタル庁 国民向けサービスグループ統括官 村上敬亮氏)
後編 市民の幸福感を高めるまちづくりの指標
(一般社団法人スマートシティ・インスティテュート専務理事 南雲岳彦)

2022715日 デジタル田園都市国家構想におけるWell-Being指標活用に係るオンライン説明会

前編 デジタル田園都市におけるWell-Being指標の活用について
(デジタル庁国民向けサービスグループ統括官 村上敬亮氏)

後編 市民の幸福感を高めるまちづくりの指標
(一般社団法人スマートシティ・インスティテュート専務理事 南雲岳彦)

分析作業用標準テンプレート

LWC指標を活用した分析・検討作業を行う際に使用する標準的なテンプレートをご提供しています。
利用方法につきましては、LWC指標利活用ガイドブックをご参照ください。

ーテンプレート(サンプル)ー
 別ファイル参照(8枚)

指標都市別

Well-Beingアンケートダッシュボード

34,000人を対象とした全国調査(*)の結果を下記リンク先よりご覧いただけます。
(*)居住地データの出典:(株)三菱総合研究所・生活者市場予測システム(mif)

各自治体にて実施されたWell-Beingアンケートの調査データをご覧いただけます。

~ 本ダッシュボードへの掲載要件 ~
  • Well-Beingアンケート設問票に基づいて実施したWell-Beingアンケート調査であること
  • 指定のデータ提出フォーマット形式で、LWC指標事務局宛にデータご提出いただくこと
Well-Beingアンケートダッシュボード(個別調査)(Microsoft社 Power BIのウェブページに移動します)

Well-Beingアンケート設問票/同提出フォーマット

Well-Beingに関するアンケートは、主観的幸福感を計測する ①地域生活のWell-being、②協調的幸福、③ActiveQoL、④センシュアス・シティ+寛容性のつの調査ならびに、主観的な暮らしやすさを計測する⑤追加調査で構成されております。
それぞれの調査の具体的な設問項目と回答選択肢は、下記をダウンロードしてご参照ください。

令和5年度版「地域幸福度(Well-Being)指標アンケート設問票」

令和5年度の全国調査は、以下「令和5年度版 地域幸福度(Well-Being)指標アンケート設問票」にて実施いたします。調査結果は7月上旬に本サイトにて公開する予定ですので、いましばらくお待ちください。
なお、デジタル田園都市国家構想推進交付金TYPE 2/3/Xの採択自治体中心に個別にWell-Beingアンケート調査を実施される場合にも、本設問票をご利用いただくことを推奨しております。

LWC指標®Well-Beingアンケート設問票に基づきアンケートを実施された自治体の皆さまへ

各自治体にて実施されたWell-Beingアンケートの調査データを以下のデータ提出フォーマット形式でご提出いただけますと、
上記のWell-Beingアンケートダッシュボード(個別調査)にて、結果を閲覧することが可能となります。

ー関連動画ー

202298日 Well-Beingアンケートダッシュボード使い方ウェビナー

202298日 Well-Beingアンケートダッシュボード使い方ウェビナー